7-6-4 8月の入場者
7-6-4 8月の入場者
写真 日傘の貸し出し
写真 花も盛り
8月に入って会場ではいろいろなイベントが精力的に展開された。その成果は着実に集客数に表れるはずである。
実際には、8月の第1週は天候に恵まれず、週末の雷雨などもあって、予測値に対して83.3%と伸び悩んで、関係者をやきもきさせた。しかし、第2週に入ると情勢は一変した。8月15日には、252,488人という本博覧会の入場者記録を更新することができた(これまでの記録は5月5日の235,016人)。翌16日も24万人を超す来場者を迎え、この週の対予測値は109%を示した。20万人を超すと、会場は異常な雰囲気をかもし出す。しかし、滞留ピーク時観客数は167,060で、まだまだ十分余裕があった。因みに本会場の収容能力は、滞留ピーク時20万人と設計していたと思う。
写真 混雑する南ゲート
写真 人気館を目指して
各パビリオンは入場予約券の取得のために、1時間も並ぶとか、ひたすら2時間も待つとか、大変であった。このころから政府館総館長の仕事として、VIPの優先入場のお世話が相当の用務量となってきた。政府館への優先入場は、パビリオンを設計・建設する前に手を打ってあったので、団体でも対応はそれほど困難ではなかったが、人気民間パビリオンへの斡旋は日に日に大変になってきた。日ごろ民間館との交流を密にし、政府館への優先入場依頼もどんどんこなしていたので、各館も大変協力してくれた。しかし、各館とも優先入場のキャパシティーを遥かに超える依頼に、出展社の社長のご家族もお断りせざるを得ない館まで現れるにいたった。政府館として総館長の秘書が直接お連れしなければ、引き受けられない―から、総館長自身で連れてきてくれなければだめ、となり、依頼をお断りするのが秘書たちの日常業務となってしまった。やはり、博覧会は早めに見るほうが楽である。
考えてみれば、これほど人気が高まったということ、本当は大変ありがたいことなのであろう。とにかく頑張って目標の2,000万人をと話し合ったものである。
写真 事故もなく
しかし、第3週に入ると、観客は一休みの状況を示して、また、関係者をあわてさせた。第3週の入場者の対予測値は73%、第4週は80%に留まり、報道記者などは2,000万人の目標は困難。したがって、つくば科学万博は失敗だ。と盛んに協会事務局をあおっていた。そして、8月31日にはとうとう予測累積入場者17,496,200人に対して、実績累積入場者は17,495,138人と始めて下回ってしまった。
写真 今日も一日ボランチア
入場者の数だけで博覧会の成否を諮ることには、大いに異存があったが、9月の閉会が迫るにつれての入場者の増加はつくばという地勢的条件から、十分期待ができたので、メディアが2,000万人に勝敗ラインを設けてくれたことは、関係者にとっては幸いなことと思われた。これで科学万博は成功といわれるわけだからである。
写真 会場にはこんな風景もありました。
一方、シティー会場のエキスポセンターでは、主会場と同様8月15日に15,261人という記録を作った。これまでの記録は5月5日の13,060人であった。8月31日現在の累計入場者は887,998人となり、会期中100万人の目標に手が届いた感じがする。
写真 スナップ
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