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2007年5月28日 (月)

7-6-2 8月のナショナルデー

7-6-2  8月のナショナルデー

7-6-2-1 タイ

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写真 ワタナクン駐日タイ大使

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写真 タイ館

  タイ王国は、国のほぼ中央に大河をかかえ、熱帯圏に位置し、乾季と雨季のはっきりとした気候である。この自然条件が大きな影響を及ぼている文化や生活、歴史的遺産、仏教、技術等の展示を通じてタイの姿を伝えることを目的として、科学万博に参加した。

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写真 高床式家屋(タイ)

観客は、壁に沿った仏教寺院風回廊を歩きながら展示を見学するようになっていた。中央には、タイの伝統的な木造家屋が復元されていた。床の高さが大人の背以上もある高床式家屋で、熱帯特有の暑さや雨を逃れて涼をとるために、歴史的な生活の知恵が育んだものである。柱はレッドウッド、壁は名産のチーク材と、屋根瓦以外はすべて木でつくられており、パビリオン事務所として使用された。奥には水槽が設けられ、タイ王室が重要な公式行事で使う華麗船「ロイヤルバージ」の模型が浮かべられた。

そのほか、2万年以上もさかのぼる旧石器時代の石器、新石器時代の陶器等の歴史的遺産が展示されており、金および黒の2体の青銅製仏像も安置されていた。タイの工業技術の発展に貢献した銅技術が、仏教国らしい形で表現されていた。

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写真 タイ国立舞踊団

タイ王国のナショナルデーは、812日であった。当日はエキスポプラザにウィチアン・ワタナクン駐日タイ大使を迎えて式典が開催された。同日および89日~n日のナショナルウィークには、エキスポプラザおよびエキスポホールで、タイ王国芸術省から派遣された「ダイ国立舞踊団」が華麗で多彩な舞踊の数々を披露、映画「ジス・イズ・マイ・カントリー/タイ王国」も上映された。

7-6-2-2 コートジボアール

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写真 アングバ商業大臣

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写真 コートジボアール展示

コートジボアール共和国は、西アフリカに位置し大西洋に面している。国名は奴隷貿易時代の主要取引品の1つだった象牙にちなんでヨーロッパ人たちが名付けたものである。フランス領であったが、19608月に独立した。国土322,463㎞に人口が850万人、その58%20歳以下の若者である。科学万博の展示では「平和と発展を通じて人間社会に奉仕する姿を示すことが、基本であった。

展示は、泥とわらで建てられたセヌフォ族の伝統的集落(模型)、長さ1.5mの見事な象牙、などが中心で、伝統的工芸品、近代産業の成果を紹介した。強烈な色彩を使った仮面や民俗衣装が、観客の眼を奪った。

コートジボアール共和国のナショナルデーは、816日であった。当日は、ニコラ・クアンディ・アングバ商業大臣夫妻をエキスポプラザに迎えて式典が行われ、同国の観光・文化・風俗等を紹介するビデオも.ヒ映された。

7-6-2-3 ドイツ連邦共和国

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写真 リーゼンフーバー研究技術大臣

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写真 ドイツ館

ドイツの最先端技術が、さまざまな分野において批界の最局水準にあることを、展示を通して証明するこれが、パビリオン出展にあたっての、ドイツ連邦共和国の目標であった。

ドイツ館の展示は、外国展示館B-4号館の西端を占めた本館(B4パビリオン)と、B-1号館の2階に設けられた別館(Blパビリオン)から構成された。主会場であるB4パビリオンは、テーマ別にドイツ連邦共和国の先端科学技術とその応用例を展示し、映像ホールを備えたBlパビリオンは、映画を通してドイツ人の生活を紹介するとともに、定期的に内容を変える「特別展示」で、科学技術の質の高い展示を行うことが基本構想であった。

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写真 ジャーマンスクエア

B4パビリオンでは、エレクトロニクスを駆使して紹介する「ドイツ・インフォメーション・センター」と「ジャーマン・スクエアー」が用意され、周囲の大映像投影により、まるでドイツの美しい街角に.立っているかのような感覚を味わうことができた。さらに、「レジャー・スポーツ」コーナーで、「パリ~ダカール・ラリー」を制したオートバイの展示など、モトスポーツにおける最新の科学の成果が紹介され、バイオトープ(小生活圏)のジオラマ展示が設けられていた。ジオラマの中では、ソーラー発電を使って人びとが生活する様子などにより、科学の進歩と自然の調和が示された。

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写真 「トランスラピッド」

次いで「交通・輸送」コーナーの中心は、最高速度時速400kmを目指す磁気浮上式鉄道「トランスラピッド」の1/20スケール模型や、「磁気と車輪を併用した都市交通システム「Mバーン」の模型が展示され、コンピュータ制御の自重力車エンジンの実物が展示された。最終コーナーはテレコミュニケーションの展示にあてられ、観客はシステムの実体験ができるようになっていた。

B1パビリオンでは、①ルイジ・コラー二展…「曲線の魔術師」と呼ばれるドイツの産業デザイナー・ルイジ・コラー二のSF的な作品展。②ホーム・テクノロジー展…設置の簡単な省エネ床暖房システム、タッチ・センサー付きのホーム&オフィス用エレクトロニクス照明器具等。③レーザー技術展…エキシマ・レーザーやホログラフィーの医療用・工業実用化のが実演展等。④粒子加速器の技術展⑤医療技術展⑥ドイツ磁気共鳴イメージング技術展⑦宇宙技術展…最近25年間のドイッの宇宙技術の成果。⑧原子力エネルギー技術展…などが展示された。

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写真 ニナ・ハーゲン

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写真 ジャーマン・クラシカル・ロック・ナイト

ドイツ連邦共和国のナショナルデーは820日であった。当日は、ハインツ・リーゼンフーバー研究技術大臣をエキスポプラザに迎え、式典を開催した。アトラクションでは、人気ロック歌手のニナ・ハーゲン、クラシック・ピアニストのニコライ・エコノム等の出演で、クラシックとロックをミックスさせた「ジャーマン・クラシカル・ロック・ナイト」公演が行われた。このコンサートは、衛星回線を使って科学万博会場とミュンヘンで同時演奏を行うものであった。

このほかの催し物としては、421日に、ドイツ民俗音楽グループが、グリム童話に出てきそうな服装を着けて演奏を披露し、パレードも行った。また、99月には、同国を紹介した映画「ジス・イズ・マイ・カントリー/ドイツ連邦共和国」が、エキスポプラザの大画面で上映された。74目~8日の毎夕方、Blパビリオンの映像ホールで、「オペラ映画フェスティバル」が開催され、上映された映画は、『魔笛』『タンホイザー』等全部で5本、いずれもハンブルグ国立歌劇場上演やバイロイト音楽祭公演等による、最高水準のものであった。

7-6-2-4 インドネシア

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写真 ハビビ研究技術担当国務大臣

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写真 インドネシア館

南太平洋に浮かぶ、トロピカルアイランド・インドネシアには、13,000の島々があり、人口15,000万人、世界第5位の大きな国で、アジア大陸とオーストラリア大陸の間に位置し、その島の数が示すように、変化に富んだ国である。

イ ンドネシア館の展示は、科学万博の統一テーマにのっとり、インドネシア共和国の恵まれた自然と資源、すぐれた伝統と文化、人びとの生活の知恵と科学、工業技術、先端技術などを紹介し、インドネシアヘの認識と理解、世界各国の人びととの友好を深めることが出展理念とされた。

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写真 ボロブドゥール寺院(模型)

パビリオン入口上方には、トラジャ地方のオーナメント・トラジャを取り付け、インドネシアのアイデンティティで観客を迎えた。

屋内展示 「第1ゾーン」では世界最大の仏教遺跡ボロブドゥール寺院の模型と実物レリーフが中心とされた。トラジャ地方の家屋の模型を含め、9地方の家屋模型が展示され、インドネシアの多島国と多民族を知ることができた。インドネシアの象徴「パンチヤシラ」(国家5原則)が大壁面に取り付けられ、伝統的な展示物が出展された。

「第2ゾーン」は、今日のインドネシアの科学技術を伝えるもので、国産第1号飛行機「CN-235飛行機」の模型や人工衛星の模型が展示された。日本との協力のもとで完成したアサハン・ダムと、アサハン・アルミニウムエ場の模型が展示され、日本との友好関係が一目でわかる展示であった。展示物の中で観客の注目を集めたのは、知識の神様で古くからインドネシアに伝わる科学工業技術のシンボル「ガネッシャ」の像であった。

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写真 国立舞踊団

「第3ゾーン」は、200の観客席を持つ「マルチメディア・シアター」で、46台のプロジェクターによる「マルチメディア・ショー」が、インドネシアの自然や祭り、文化遺産、などがあますことなく紹介された。また、ステージでは、インドネシアから来た45名のアーチスト(ミュージシャン、ダンサー)156回、民俗舞踊や民俗楽器「ガメラン」の演奏を行い、「芸能の宝庫」インドネシアの一端をみせた。

「第4ゾーン」は、観光インフォメーション・コーナーで、観光案内、ハンディクラフトのバティック布、木彫り等工芸物産の販売が行われた。

屋外展示 「インドネシア・トロピカルガーデン」はインドネシア特有の樹木と花で囲まれた「ガーデン」ではバリ地方の寺院の門「チャンディ・ブンタル」や、日本の東屋に似た休憩所「バレ・バリ」、アスマット地方の木彫像が人目をひいていた。「チャンディ・ブンタル」の前にはステージが設けられ、毎週日曜日には、伝統舞踊の屋外公演等が繰り広げられた。

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写真 ケチャック・ダンス

821日、バハルディン・ユスフ・ハビビ研究技術担当国務大臣出席のもと、インドネシア共和国のナショナルデーの式典がエキスポプラザで開催された。式典に先立らて、パビリオンよりエキスポプラザまで総勢200人によるパレードが行われた。

式典後のアトラクションでは、「インドネシア民俗舞踊団」と少年少女合唱団「ビナ・ボカリア・バリ」がバリ島の民俗芸能を披露し、日本からは、「芸能山城組」が「ケチャック・ダンス」を踊った。また、インドネシアを紹介する「ジス・イズ・マイ・カントリー/インドネシア共和国」が上映された。

インドネシア館では、45人のダンサー、ミュージシャン等が、会期中を通して、エキゾチックな芸能の数々、民俗楽器「アンクルン演奏」、影絵芝居「ワヤン・クリット」などを披露した。

7-6-2-5 ザンビア

 F ブロック アフリカ館

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写真 チンクリ農業水資源開発大臣

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写真 ザンビア館展示

ザンビア共和国は、アフリカ南部の内陸国である。風土は地域によって多彩で、伝統的な焼畑移動農耕を中心とした多雨地域、カラハリ砂漠につながる半乾燥地帯、農耕のできる地味豊かなザンビア高地など3つの代表的な地域に分かれている。気候は、国土が海抜1,0672,350mの間の高原地帯にあるため、熱帯性気候地帯に入っているにもかかわらず全体的には温暖である。

主な産業は、鉱業(銅、コバルトなど)、農業(トウモロコシ、タバコなど)、工業(食品加工など)である。鉱業を基幹産業に、未来への飛躍を目指す姿を伝えるのが、基本構想であった。

銅やコバルトをはじめとする鉱石が展示されて、観客の関心をひいた。伝統的な住居や食糧生産の現状、近代化の進む都市の状況等がパネルで紹介され、未来に向けて着々と開発が進んでいることが訴えられた。

ザンビア共和国のナショナルデーは、826日であった。当日は、キングスレイ・チンクリ農業水資源開発大臣をエキスポプラザに迎えて式典が行われ、ザンビアを紹介した映画「ジス・イズ・マイ・カントリー/ザンビア共和国」も上映された。

7-6-2-6 ポルトガル

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写真 モイタ駐日ポルトガル大使

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写真 ポルトガル館

ポルトガル共和国は、日本に初めて鉄砲を伝えた国として、日本人にとってはなじみ深い存在である。科学万博の展示では、大航海時代以来の異文化との交渉や、現代ポルトガルの産業、国民生活等を簡潔に表現することが主眼とされた。

展示パネル固定用のロープ、展示コーナーを仕切る独特のキリスト十字を配したキャンバス地の天蓋等は、大航海時代の「カラベラ船」(大三角帆の帆船)を彷彿とさせ、館全体に帆船の雰囲気を持たせた。さらにアルミ製の館内基本構造や会場中央に置かれた現代彫刻のモダンな印象が伝統的なイメージと調和していた。

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写真 大航海

展示会場は、バスコ・ダ・ガマら、大航海時代に活躍したポルトガル人航海者のたどった航路が地図上に示され、入館者が直接ボタン操作により確認できるようになっていた。航海術および造船技術のコーナーではカラベラ船の模型など、帆船の形態的変遷が時代を追って展示された。武器のコーナーでは、日本史の流れを変えた火縄銃の原形とされる実物の銃2丁のほか、当時の珍しい武器の数々が写真パネルで展示された。

現代のポルトガルについては、ガラス製品、タペストリー、陶製品、じゅうたんなどの伝統工芸品や、花嫁衣装がそれぞれのコーナーに展示され、産業、生活等が紹介された。また、「東洋のポルトガル」として知られるマカオの展示コーナーも設け、ポルトガルの宣教師や日本のキリシタンが建設した聖ポール寺院をはじめ、マカオの現状を解説した写真パネルを展示した。

827日、フランシスコ・マヌエル・バルタザル・モイタ駐日ポルトガル大使を迎え、ナショナルデーが催さレした。当日は、エキスポプラザの大型画像装置を使って貰ルトガルの素顔を伝える映画も上映され、マリオ・ソアレス首相の日本国民へのメッセージに続いて、ポルトガル各地の風景等が紹介された。

7-6-2-7 カナダ

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写真 マザンコウスキー運輸大臣

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写真 カナダ館

豊かな資源を持ち、科学技術の分野でも近年目覚ましい発展を見せるカナダ。カナダ館は、このカナダの人びとやライフスタイル、科学技術が生活にどう取り入れられているかを、映像を中心とする多角的な展示方法を駆使して紹介するものであった。

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写真 カナディアンコンサート

エントランス・ステージは、カナダ各地方からやって来たアーティストたちが、毎日(月曜定休)、歌、演奏、ダンス、コミック・ショー等を繰り広げて入館を待つ観客を楽しませた。

「シアター・ゾーン」は3つの劇場で構成されていた。第1の劇場は、35mmフィルムと10台のマルチスライドを駆使してカナダを紹介する「カナダ劇場」であった。北極からブリティッシュ・コロンビアに至る広大なカナダの自然や厳しい風土、イギリス系、フランス系、エスキモー、インディアンなど、多彩な人びとで構成されるカナダ人の今日の姿が感動的な映像で描かれた。

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写真 マルチスライド

2の劇場は、36面マルチスライドを使ってカナダの科学技術を紹介する「テーマ劇場」であった。400年の歴史の中で、科学技術がカナダ人の生活にどのような貢献をしてきたかを知らせるとともに、エネルギー、宇宙、情報通信、電子、資源輸送、生物工学、原子力、映像といった分野での実績も紹介された。また、科学万博のいくつかのパビリオンでも採用されたオムニマックスやアイマックス等の巨大映像、双方向通信時代を開いたといわれる文字図形情報システム(テリドン)といった、世界の最先端を走るカナダの映像技術も紹介された。

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写真 バンクーバー世界交通博覧会コーナー

3の劇場は、1986年に「バンクーバー世界交通博覧会」を開催するブリティッシュ・コロンビア州を紹介した「ブリティッシュ・コロンビア劇場」。同州の恵まれた天然資源、美しい自然が、60度マルチチャンネル・サウンドシステム付き35mmフィルム映像の迫力の画面で楽しめた。

また、この劇場は、同州から来たホスト、ホステスが登場するライブ・ステージとなっており、モミの木(ダグラスファー)の苗木50万株が、彼らの手から観客にプレゼントされた。

フリーフロー展示は、カナダの科学技術の成果が展示され、特に、宇宙のコーナーに置かれたスペースシャトル「チャレンジャー」に装備されたカナダ製「宇宙の腕」(カナダアーム)が展示され、観客の注目を浴びた。また、双方向通信時代を開いたといわれる、タッチスクリーン端末「テリドン」が10基設置され、文字図形情報を組み合わせて、クイズを盛り込んだ方式でカナダのさまざまな「顔」を紹介した。

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写真 スタジオ・カナダ

さらに、長い国際博覧会の歴史の中でも珍しい試みとして、テレビ放映のスタジオ(スタジオ・カナダ)が設置され、科学万博のパビリオン、催事の情報に加え、コンパニオンをはじめとする人びと情報等、このスタジオで収録された番組は、東京放送テレビ(TBS)のネットワークを通して、毎週月曜~金曜まで毎円、目本各地に届けられ、科学万博を広く紹介する上で大いに威力を発揮した。

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写真 インディアンダンス

カナダのナショナルデーは、828日であった。当日は、ドナルド・フランク・マザンコウスキー運輸大臣夫妻をエキスポプラザに迎え、式典が開催された。アトラクションとして、カナダを紹介した映画「ジス・イズ・マイ・カントリー/カナダ」を上映。「カナディアン・ブラス」の金管演奏、「サイモン・ディック」のインディアンダンス、ロリーナ・マッキンネットのハープとピアノ、ロックバンド「カノー」、女性シンガーK.D.ラング、ボーカルグループ「ザ・ナイロンズ」のコンサート等が、エキスポプラザを華やかなカナダ色で埋めつくした。

また、これらの出演者は、827日~31日の間、エキスポプラザで行われたナショナルウィークの催し物にも出演した。当館のホステス46人は全員が日本語を話せるのが特色で、観客との記念撮影に気軽に応じたり、積極的に話しかけるなど、観客との交流を深め、積極的な「万博外交」を繰り広げたのが持色であった。

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